
- フォーマットってなに?
- Mac 対応のフォーマットにする方法は?
- フォーマットって難しい?
こんな疑問に答えます。
先に結論を言ってしまうと、フォーマットは慣れれば1分で出来るほど簡単です。ただ、注意点がいくつか…。
そこで今回は、フォーマットの変更方法と注意点、WindowsとMacが使えるフォーマットを紹介します。
本記事を読むと、フォーマットの変更方法と変更前の注意点が理解できます。ぜひご活用ください。
当ブログの筆者は、リンゴマークで有名なコールセンターの業務に5年ほど従事していました。スペシャリスト歴は4年ほどです。
フォーマットってなに?

世間一般では、フォーマット=初期化と言われてますね。
実際、フォーマットすると中身のデータが消えてしまうので間違いではないですが、
正しくは「読み書きの作業ができるようにする設定」のことを言います。
Mac の場合はですね、外付けの HDD・SSD を接続すると読み込みも書き込みもできない、もしくはどちらか片方ができないことが多々あるんですよ。
その場合ほとんどが、Windows専用のフォーマットだからなんです。
Mac には Mac 専用の設定、Windows には Windows 専用の設定、正しく適したフォーマットがあることを理解することが大事です。
フォーマット前の注意点

- データが消えるので注意を
- 用途によって正しいフォーマットを
フォーマット前の注意点は上記の2点です。

簡単に説明しますね。
データが消えます
前述しましたが、フォーマットすると専用に作り変えるので、データが全部消えます。
データが消えてもいいディスク、もしくはデータを退避してからフォーマットするようにしてください。
関連記事 ≫ 【2020年最新版】Mac対応のおすすめHDD・SSD3選
用途によってフォーマットが変わる
後述しますが、フォーマットは種類があり、使用用途によって正しいフォーマットを選択する必要があります。
と言っても難しくないので、次で簡単に解説しますね。
Mac 対応フォーマットの種類

- exFat
- MS-DOS(FAT)
- Mac OS 拡張(ジャーナリング)
- APFS
Mac 対応のメジャーなフォーマットだけをピックアップしました。

順に解説していきますね。
exFat
Mac と Windows 両方で使用できるフォーマット。Windows からのデータ移行、Mac からのデータ移行がスムーズになります。
Windows からMac や、Mac から Windows へのデータの引越しには、このフォーマットへの変更を忘れないようにしてくださいね。
MS-DOS(FAT)
ざっくり説明するとexFAT ができる前はこれで、Mac と Windows のデータを移行してきました。
正直今は使わないので、MS-DOS(FAT)にする機会は滅多にないです。
Mac OS 拡張(ジャーナリング)
10.12(Sierra)までのバージョンで使われていた Mac 専用のフォーマット。このフォーマットのおかげでユーザーの利便性が非常にあがりました。
外付けのディスクにTime Machineバックアップをする場合は、必ずこのフォーマットが必須です。
関連記事 ≫ 【これで安心】Time Machineバックアップ方法の手順
APFS
10.13(High Sierra)からリリースされた Mac 専用のフォーマット。
APFS のおかげでパーティションではなくボリュームを使い、可変式のパーティションを使えるようになりました。
外付けの HDD に10.13以上のmacOSをインストールする場合は、APFSが必須。
関連記事 ≫ 外付けのHDDにMacOSを入れる方法?!
どのフォーマットにすればいいの?

- Time Machineバックアップ=Mac OS 拡張(ジャーナリング)
- 外付けのディスクにデータを管理=Mac OS 拡張(ジャーナリング)
- Mac と Windows 間でデータのやり取り=exFat
- Mac を初期化=10.12以下ならMac OS 拡張(ジャーナリング)
- Mac を初期化=10.13以上ならAPFS
覚えなくても、これさえ見ればだいたいは理解できます。
迷ったらこれを見てください。
Mac 対応のフォーマット変更方法

- 基本的な変更方法
- 物理ごと変更する方法
ここからは、実際にフォーマットの変更方法を紹介していきます。

難しそう…

めちゃくちゃ簡単なんで安心してください。
基本的なフォーマットの変更方法
Step1、外付けのディスクを接続

Step2、Finderからアプリケーションを選択

Step3、ユーティリティからディスクユーティリティを起動
※command+shift+U でもユーティリティが表示されます

Step4、外付けのディスクを選択し消去をクリック

Step5、フォーマットを選択し消去をクリック

Step6、完了をクリック

物理ごと変更する方法
Step1、左上の「表示」をクリック

Step2、「すべてのデバイスを表示」を選択

Step3、物理ディスクを選択し消去をクリック

Step4、方式とフォーマットを確認

Step5、方式を「GUIDパーティションマップ」に変更し消去
※このとき、「 Appleパーティションマップ」とそれっぽい名前があるが無視してください。

Step6、完了をクリック


以上で終了です。簡単でしたね。
外付けのHDD・SSDをMac対応のフォーマットにする方法まとめ

フォーマットって名前を聞くと、聞きなれないので難しく考えがちですが、意外に簡単でしたよね。
データが消えるので、空のディスクを用意するのを忘れずに。
関連記事 ≫ 【2020年最新版】Mac対応のおすすめHDD・SSD3選
Windows も使える exFat は重宝するので、フォーマットの名前だけでも覚えて帰ってください。
それでは本日はここまで。ではまた。
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