
- 写真のデータだけでも抜き出したい…
- ダメ元でもいいから、何か方法ないかな…
こんな疑問に答えます。
こんにちは!Dai Blog のだいです
先に結論を言ってしまうと、本記事の方法で解決できる可能性が。認識さえすれば大丈夫。
今回は、外付けのディスクを使ってデータを抜き出す方法を紹介します。
本記事を読むと、起動しない問題を抱えているMacのデータを抜き出すことができます。ぜひご活用ください。
当ブログの筆者は、リンゴマークで有名なコールセンターの業務に5年ほど従事していました。スペシャリスト歴は4年ほどです。
Macのデータを救出するための最低条件

- 電源が入る
- 外付けのHDD(SSD)を用意する
- リカバリー領域が起動できる
Macのデータを救出するための条件はこの3つ。

順に解説していきますね。
電源が入る
電源が入ることがまずは最低条件です。
関連記事 ≫ MacのSMCリセット方法【電源やUSBまわりはこれで解決】
画面が真っ暗な場合は、キーボードの左下のcaps lockを押して点灯すれば電源が入っていると言えます。
「caps lockが点灯しているが画面が真っ暗」な方は別モニター、またはTVに接続すればMacの画面が表示されます。
※ディスプレイに接続する場合は、HDMIケーブルと変換アダプター(2016年製のノート系)が必要です。
外付けのHDD(SSD)を用意する
次の最低条件として外付けのディスクが必要です。
詳しい方法は後述しますが、外付けのディスクにOSをインストールするため必須。
用意してない方は、【2020年最新版】Mac対応のおすすめ外付けHDD・SSD9選【購入前の失敗は辛い】で紹介しています。
参考までに。
リカバリー領域が起動できること
最後の最低条件は、リカバリー領域が起動することです。
command+R、もしくはoption+command+Rで起動しない場合は即修理の可能性が。
リカバリー領域が起動しなければ、SMCリセット、NVRAMリセット等のトラブルシューティングを試してみましょう。
Macのデータを救出する方法

- 外付けのHDDにOSをインストール
- 初期設定を完了する
- 抜き出したいデータを探し、データをコピーする
この手順通り進めばOK。

早速紹介しますね。
外付けのHDDにOSをインストール
- command+Rで起動する
- 外付けのHDDをフォーマットする
- OSをインストールする
外付けにOSを入れる手順は上記の3つ。
詳しい手順は、【起動ディスクにもできる】MacのOSを外付けHDDにインストールする方法で紹介しています。
初期設定を完了する
OSをインストール後、外付けが自動的に立ち上がります。
初期画面からスタートのため、初期設定をしてしまいましょう。
設定に不安な方は、【5分で完了】Macの初期設定の方法【超絶簡単】で紹介しています。参考までにどうぞ。
✔︎ ➡︎このMacについて➡︎ストレージ

上記の手順で、内蔵のディスクが認識しているか確認しましょう。

認識していれば、データは確実に抜け出せます。
抜き出したいデータを探し、データをコピーする
Step1、Finderを開き、内蔵のディスクを選択。
※macOSが Catalina の場合は Macintosh HD-Data、それ以外の場合は、Macintosh HDでOK

※内蔵のディスクが見つからない場合は、左上のメニューバーのFinder➡︎環境設定➡︎サイドバーのハードディスクに✔︎をつけると出てきます。
Step2、ユーザーのフォルダを選択

Step3、データを救出したいユーザーを選択

Step6、救出したいデータのフォルダを選択
※今回はあえて写真にしてます

Step7、抜き出したいデータをデスクトップにドラッグ&ドロップ
※「Photos Library」をドラッグ&ドロップ


これでデータの救出は完了です。
今回は写真だけでしたが、他のデータも救出できます。同じ要領でドラッグ&ドロップだけでOK。
データの救出が完了すれば、初期化や修理でMacを使えるようにしましょう。

Macが使えるようになったらどうすればいいの?

使えるようになれば、同じ要領で外付けから起動し、データを元の場所に戻すだけです。
別の起動ディスクから起動する方法は、電源ボタン投入後 optionボタンを長押しすれば起動ディスクを選択できるようになります。
【Macが起動しない】データを救出する方法まとめ

- 電源が入ること
- 外付けのHDD(SSD)が必要
- リカバリー領域の起動に問題なし
- 外付けのHDD(SSD)に macOSをインストール
- 初期設定を完了させる
- 救出したいデータをドラッグ&ドロップでデスクトップに移動
大事なデータが消えるのを救出するために、今回の方法をご紹介しました。
常日頃からTime Machineバックアップを取っておけば、万が一のデータ消失も回避できるので、バックアップだけは取っておきましょう。
関連記事 ≫ 【もう安心】MacのTime Machineバックアップの手順
それでは本日はここまで。ではまた。
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