
新しい Macが届いたから前の Macを初期化したいんだけど、初期化する前に何かすることってある…?
こんな疑問に答えます。
先に結論を言ってしまうと、最低限しておくことがあります。Mac を今後使わないのであれば別ですが…
そこで今回は、最低限必要な3つの注意点を紹介します。
本記事を読むと、初期化する前の注意点を理解でき、問題なくMacが使えるようになります。ぜひご活用ください。
当ブログの筆者は、リンゴマークで有名なコールセンターの業務に5年ほど従事していました。スペシャリスト歴は4年ほどです。
Macを初期化する前の3つの注意点

- Time Machineバックアップ
- iTunesの認証解除(Catalina以降ではMusic)
- iCloudのサインアウト
最低限この3つをしておけばOK。

順に解説していきますね。
Time Machineバックアップ
修理を出す前や新しい Macにデータを移動する際に、バックアップは必要不可欠。

iCloudじゃダメなの?

iPhone のバックアップは iCloudで取れますが、Macのバックアップは iCloudでは取れないんです。
コールセンター時代に、「バックアップはiCloudで取ってるんで大丈夫です。」と仰る方がいたんですが、それは間違いです。
iCloudでは、「書類やデスクトップ・写真やメモ」こういったデータを同期しているだけなので、バックアップではありません。
そのため、Macのアプリや音楽データ、詳細な設定などは引き継げないんです。
データの引っ越しや修理前、トラブル時の初期化にはTime Machineバックアップを取っておきましょ。
関連記事 ≫ 【初めてでも簡単】Time Machineバックアップの方法
iTunesの認証解除(Catalina以降ではMusic)
※10.14(Mojave)以前であればiTunes、10.15(Catalina)以降はMusic
iTunes(Music)では認証できるパソコンの数が5台までと制限があります。
制限に到達しないように認証解除は行っておきましょう。
✔︎ iTunes(Music)の認証解除方法
Step1、iTunesをクリック

Step2、上部にあるメニューバーのアカウントをクリック

Step3、認証をクリック

Step4、「このコンピューターの認証を解除」をクリック

Step5、Apple IDのパスワードを入力し、認証を解除をクリック

iCloudをサインアウトする
これに関しては絶対必要なわけではなく、やっておいた方がいいぐらいです。
データが心配の方はサインアウトしておきましょう。
✔︎ Mojave(10.14)以前の手順
Step1、システム環境設定をクリック

Step2、iCloudをクリック

Step3、サインアウトをクリック

Step4、コピーを残すをクリック

※iCloudキーチェーンを使用している場合、Safariのパスワードを残すか聞かれる場合は「このMacに残す」でOK。

✔︎ Catalina以降の手順
Step1、システム環境設定をクリック

Step2、右上のApple IDをクリック

Step3、「Macを探す」のチェックを外す

Step4、Apple IDのパスワードを入力して続けるをクリック

Step5、概要をクリック

Step6、サインアウトをクリック

Step7、コピーを残すをクリック

Macを初期化する前の3つの注意点

初期化前にすることはこれだけです。特に難しくありません。
最低限これだけやっておけば、初期化後に問題が起きることはないと言えます。
それでは本日はここまで。ではまた。
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